2014年1月21日火曜日

KOBO Aura HD 2段組表示とケース


久しぶり、KOBO Aura HD です。 日本では販売されていない 6.8インチ 1440x1080ピクセルの電子ペーパー端末で、 KOBO Aura とは別モノです。

画面が大きいので、日常生活メガネ野郎の私でも、Kobo本体を手で持ち続けずに机上に置いて裸眼で読書出来るのが便利だなぁと感じてます。

さて、皆さん、電子ペーパー端末での和文表示・レイアウトに不満はないですか?
↑の画像は、 Kobo Aura HDで 青空文庫テキストを epub3に変換して表示したところ。
私、個人的には解像度・小さな文字もキレイで読みやすい精細さには満足!
しかし、、左右の余白調整不可能、文字間・行間を調整不可能とか、 さらに、下部の 『%既読』 ってのが馴染めなくて気に入らない。 この表示消すことできないし。


↑そこで、できるだけ自分の好みになるようにした表示がコレ。
2段組にしてPDF出力!  PDF表示の際は『1/65ページ』になり、現在何ページ目なのか、ページ総数はいくつなのかわかります。 どうせ消せない常時表示なら、%既読より便利。

今後は、端末のバリエーション増やしだけでなく、日本語epub3表示、購入した日本語電子書籍ともに、 ユーザーが縦書・横書きを切り替えられたり、文字間・行間・余白を任意調整できたり、段組表示など、好みのレイアウト表示に任意設定出来るよう、ファームウェアを進化させて欲しいものですね。

ついでに、マグネット・スリープ機能付きの革ケースも紹介。 昨年、ebayで中国からの送料込みで約800円でした。 値段の割には良く出来ていてイイですよ!






便利! Andoroid Tablet を PCモニターに。


アンドロイドタブレットをPCモニターにしたらスゴク便利になりました。
↑の画像は、 Before。
大きな窓辺に大きなテーブルを置いて、24インチのPCモニターと、42インチのテレビ、外の景色を眺めながらPC作業。 デスクトップPCとは24インチはDVI接続のプライマリ、 42インチはHDMI接続でセカンダリのマルチモニタ構成。普段の文字読み・文字書きは24インチで、このブログを書くときや映像を楽しむときは42インチ側でPhotoshopや動画プレイヤーなど使ってたわけです。しかし、、窓を遮るPCモニタの存在は邪魔であり・・。

↑読書・学習に集中のときは、このように、24インチモニタから都度DVIと電源ケーブルを抜いて片付け、机広々&窓の外の景色も心地よい状態にしてました。24インチのデスクトップモニタがなくなると、室内がすっきりします。 PCモニタ、あれば便利、片付ければスッキリ快適作業スペース、、ですよね。。

↑これが After というか、Now。
先日29000円で購入した androidタブレット、10.1インチ 2560x1600ピクセル Tegra4の Toshiba Exite Pro を 無線接続でPCモニターに。42インチは常時プライマリになりました。 無線、コードレスなので、このテーブル上でなくとも家の中どこでもデスクトップPC使えるようになりました。

Splashtop 2 Remote Desktop を使って、42インチの1920x1080画面をミラーリング(両方の画面に同じ内容を表示)しているところ。 これがかなり快適です。  10.1インチに1920x1080を表示するという点では、9.7インチのiPad Airや、 8.9インチの Kindle Fire HDX8.9 よりも、当然7インチタブレットよりも文字が大きく見やすいはず。  Exite Pro10.1はWi-Fiの11acに対応してるのですが、我が家はまだ11n接続です。 でも、タブレット側からタッチ操作でWindows8.1を普通に使えるし、YouTubeやPCでの動画・音声再生もスムーズに行えて驚きました。 ストリーミング表示故に、若干のモタツキはありますけど、ブログ書き作業は普通に出来てますよ。


↑ 2560x1600 のフル解像度をPC画面にしてみたい・・って一度は思いますよね。。 やってみました。
PCのブラウザを2つ余裕で閲覧できます。
Androidアプリは Komado2 で、Androidタブレットをセカンダリモニター(2台のモニタに別内容を表示するデスクトップ拡張)に。  Androidタブレットをセカンダリモニタにするアプリは他にもあるのですが、 Komado2 は無料お試し版でも、 Root化できない Exite Pro10.1の 4.3も下部のホームボタンのある領域も消えた、2560x1600ピクセルのフル解像度を利用できたのでアプリ内課金で購入しました。
※注: Komado2 はミラーリング表示、またはデスクトップ拡張表示を行うだけのアプリであり、前者のSplashのようなPCのリモート操作はできません。

↑↑の画面そのままで、近接撮影したもの。 ちゃんと表示できてます、2560x1600pxってスゴイすね。 とは言え、10.1インチ画面のこの文字を読み続けるのはオッサンにはキツイですが。

↑ Komado2はセカンダリモニタ(デスクトップ拡張)画面を縦向きにもできます。 PC側のソフト、Komadoコントロールパネルで 1600x2560の縦向きにすると、、(デスクトップPCのビデオカードは安いファンレスの GeForceGT610です)

↑縦2560のPCモニタになりました。

↑↑画面をそのまま近くで見れば、この通りです。


ということで、 Windowsタブレットや、Windowsノートを買わずに、 AndroidタブレットをPCのモニタにするのは、安価で、以外と実用的で便利だとわかりました。 PCに直接接続するモニタとは応答性の快適さではかなり差がありますが、無線が届く範囲なら家中どこででもトイレでもPC画面を閲覧・操作(Splashtop)でき、安価でコンパクトな高解像度というメリットがあります。
電子書籍閲覧利用という点では、Androidタブレット画面で、PC内のデータを、使いなれたPC用のコミックビューアと、PCマウス操作または画面タッチ操作で読めるのは、 価格&高解像度の点ではノートPCより良いかも。(2560x1600ピクセルのWindowsノートorタブレットが新品3万円以下が買える時代になるまでは)

今後、12インチやそれ以上の大画面のタブレットも登場するようです。持ち歩かずに家の中だけで使う人には大画面で大音量の高品質ステレオスピーカー搭載のAndroidタブレットは今後売れる気がしますね。

2014年1月3日金曜日

Toshiba Excite Pro 10.1 買った



明けましておめでとうございます。
本年もマイペースでブログ更新しますので宜しくお願いします。

新年一発目の『買った』は、Toshiba Excite Pro 10.1 です。

今回のこの製品購入は、昨年末、「読む予定の本 と 見る予定の映画」 を棚卸し確認してみたら、あるわあるわ、こりゃゲームだの、iOSの無料アプリダウンロードだの、お買い得セール情報チェックだの、ネット記事読みでダラダラとムダ時間過ごしててはイカン! と改めて気が付き・・・  ということで、 映像コンテンツの消化用に大画面でステレオスピーカーのタブレット、旧スペックで中古で安いのあったら買ってしまおう! と思っていたときに見つけて買いました。

amazon.ukにて £169.99 (約29521円) で新品、送料込みの安値だったので、数日検討して注文し、年を明けて福袋的感じで届きましたよ。
結果!  初っ端からイイ買い物をした今年は、イイ年になりそう!
(全く福を感じない福袋での失敗・無駄遣いを若いときに結構やってしまったオッサンです)



ちなみに、イギリスでの他製品価格は、

Apple iPod Touch 5th 16GB £164.99(約28653円 amazon.ukでの価格)
Kindle Fire HDX 7 16GB £169 (約29349円)
Kindle Fire HDX 8.9 16GB £329 (約57135円)
Nexus 7 (2013) 16GB Wi-Fi  £199 (約34559円)

となっており、Excite Pro 10.1は、Nexus7 (2013)よりも安価、 Kindle FireHDX7や、iPodTouch5とほぼ同額というお値段なのに、

スペックは

  • NVIDIA Tegra4 Quad-Core
  • Memory 2GB, Storage 16GB
  • 10.1" 25.7cm  IPS / Autobrite HD touchscreen display
  • 2560x1600 native resolution (299ppi)
  • Android 4.2.1, Jelly Bean
  • FRONT CAMERA 1.2MP HD
  • BACK CAMERA 8MP F2.2 with LED flash and image stabilization
  • Micro HDMI port / Micro-USB 2.0 port(OTG)
  • Micro SD Card slot / 3.5mm stereo headphone,mic jack
  • harman-kardon Stereo Speakers
  • Dual microphone array
  • AC ADAPTER: 36W 100-240V/50-60Hz input
  • Wi-Fi Dual-band wireless networking (802.11ac/a/b/g/n)
  • Bluetooth v4.0
  • Battery  33Wh
  • Battery Life  Up to 11.0 hours. (Video Playback—Up to 9.5 hours)
  • Size 10.2 x 261.6 x 177.8 mm
  • Weight 630.5g (実測624gでした)

です。


↑かなり横長の外装箱

↑未開封新品 (安いけど返品整備品じゃないよ)

↑TOSHIBA AT10LE-A-108
NVIDIA TEGRA T40S / 2GB RAM 1600MHZ / 16GB / 25.7CM 10.1INCH WQXGA /  BLUETOOTH(4.0) / 802.11AC

↑箱の側面はヨーロッパ各国語でのスペック表記
2560 x 1600 resolution / Toughened glass display / harman kardon stereo speakers / mico-hdmi / micro-usb / micso-sd card / 8MP rear, 1.2MP front camera
上位モデルに付属? の Toshiba Keyboard Cover は含まれません
(Toughened Glass とは、強化ガラスのGorilla Glass 2だそうです。 日本語wiki まとめ 公式
youtube 保護フィルム必要ない?)

↑箱が、やたら横長だったのは、こういう梱包だから。 iPadに比べると緩衝材多い、しっかり梱包。


↑付属アクセサリはACアダプタとACコード。 Micro-USBケーブルは付属しない。


↑ACケーブルはミッキーマウスタイプ。 ACアダプタは input:100-240V output: 12V 3A
充電は専用ACアダプタ利用必須で「USB充電不可・移動のために全部一式持って行くには嵩張ってしょうがない、本体も重い」 という点で、この製品のネガティブレビューも見かけましたが、私個人的には家の中での利用のみだし、 3A出力だから高速充電完了とか、 向きを気にせずに簡単着脱できる充電端子で嬉しいとか、 充電しながら MicroUSBデータ転送や、 MicroHDMI映像出力できる のが嬉しいとか、メリットのほうが多いです。


↑端子、ポート、音量ボタン は、本体を正面から見た左側面にすべてあります。
写真左側から、充電端子、MicroUSB、 MicroHDMI、 MicroSD、 SIM(この機種では使えないけど)、音量上下ボタン、イヤホン・マイク端子
それぞれのポートが独立しているので、充電しながら、MicroUSBデータ転送、MicroHDMI映像出力できます。専用、特殊設計の高額な映像出力オプションなんぞ買わなくとも、安価なケーブルの直挿しでOKですよ。

 ↑背面
金属ではないプラスチックです。指紋がつきにくいです。重くて指紋ベタベタ金属の製品よりはイイです。
8MPのリアカメラとLEDフラッシュ、ポートカバー、左右下部に harman kardon のステレオスピーカー

↑ストラップホール、 スピーカー、 TOSHBAロゴ


↑反対側。 harman kardon ロゴは他の安全基準ロゴ同様に印刷

↑リアカメラとLEDフラッシュ

↑正面右下 シール、これは剥がせるからイイのですが・・・・

↑個人的に気に入らないのが、正面の目立つところに目立つ大きさ、目立つ色での文字ロゴ。
東芝の製品デザインセンスなのだろうけど、、動画鑑賞、読書利用メインで使う人には、すごく邪魔で迷惑な存在。 縦持ちしたら変になるし。シンプル正面のiPadのほうがカッコよくて実用的だよね。


↑最後に正面
やっぱり・・ロゴが目立ちすぎ、主張しすぎで気になります。落ち着かない。
このロゴの存在が嫌に思う・それで製品購入遠慮してしまう人と、 このロゴがあるからイイんだ・TOSHIBA大好き! って人、 どっちが多いのだろうか? 背面にデカデカとあるんだから、それで十分ですよね。 店頭展示用にはPOPでアピールすればいいのだし。

↑初期状態 の Android versionは4.2.1
(スクリーンキャプチャは2560x1600のPNGで保存されますが、ブログ掲載用に1600pxにリサイズしています)

↑出荷時の空き容量は10.60GB。 デモ動画など。

↑2013年12月19日付けの、オンラインアップデートの案内が表示され

↑Androidバージョン4.3になりました。
欧州製品ですが最初から標準で日本語表示できます、入力はGooglePlayから無料の”Google日本語入力”のインストールで可。



数時間使ってみた感想は、『この値段(約29521円)で買えて大満足!』 です。
ゲームや高負荷の動画再生を行うと背面カメラ付近が熱を持つ、 ゲームはフレームレートが落ち熱暴走?でハングアップする・・ 的なレビューも見かけましたので、 暫く使い込むうちに何かトラブル発生の可能性もありそうですが、今のところは問題なしです。

数時間使用で個人的に気になった残念点としては、
・ホームボタンフリックで表示される GoogleNowが邪魔
 →フリックしてないのに、したと認識されるとか・・・。 これは東芝ではなくGoogleのAndroidOS仕様問題。 ちなみに iOSの画面上部から中央方向へのフリックで強制表示される通知の案内を無効に出来ないのも不満に感じてた私です。
・root化できない
 →SDカードのブートローダー置き換えが出来ない仕様のようで、ルート化できません。。 ので、 Nookでは簡単だったフォントの入れ替えや、画面下部のシステムバーを消して常時フルスルクリーン表示(スクリーンキーボードでのスペース入力時にホームボタンに触れてしまう私は物理ホームボタンNOOKの全画面表示のほうがミス操作なく快適)、 アプリやアプリの内部データ含めた完全バックアップ・リストアができません。。
 フォントに関しては2560x1600の高解像度のおかげか、暫く使ってれば気にならなくなるかも。
 全画面表示に関しては、 Android OS 4.4へのアップデートが来れば・・解決かも? ですが、どうかな、来るかな?
・前面の目立つTOSHIBAロゴがすごく邪魔・目障り
 →前述の通り
・背面が熱くなる問題は
 →確かに熱くなる。 ポート・ケーブル類が下方向になる、縦画面での左右握り持ちでゲームをしたら左手が熱くなる。 TEGRA4の発熱量が多いためだそうだ。 これが一番の原因での酷評レビューを見かけます。 東芝の熱暴走はノートPCでもありましたよね、 試作から量産の前に十二分にテストすべきだと思うのだけど。 と言ったところで、私がこの製品を安く買えた理由もそこにありそうなので全否定出来ませんが。
私の場合はスタンドを使っての動画再生、メディアプレイヤー用途が主なので問題ないです。 が、本体全体を覆うレザーケースは熱暴走のことを考えると買わないほうがイイと思った。

・スピーカーが背面、音量がちょっと小さい
 → 幸か不幸か、Kindle Fire HDX8.9のスピーカー音質・音量を知りませんけど・・この機種はノートPCに比べたらイイ音なのですが、音が背面に出力されることもあり耳に届く音量が小さいです。 ボリューム調整が、デジタルで16段階で調整できるうち、深夜でも13以上にしないと普通に聞こえない。 個人的には真ん中の7の設定で普通に聞こえるように設計すべきだと思うのですが。 東芝の技術者のセンスですかね。。

良い点
・10.1インチの大画面と2560x1600px高解像度がスバラシイ
・キビキビ、本当に軽快に動作する、 Tegra4がスバラシイ
・充電端子が単純な丸ピンプラグで、毎度毎度、向きを気にせず抜き差し簡単
・標準インストールのアプリや高画質、高音質設定などが便利で結構使える
・動画再生時は標準アプリと、DicePlayer、 MX Playerで全画面表示できた
 (→root化しなくとも全画面表示、横画面での縦解像度1600pxをすべて映像表示に使える)
・Wi-Fi Direct 便利で実用的
 (→動画・音楽・画像を対応テレビに WiFiストリーミングする機能。 GalaxyNote10.1でも出来たけど、ExciteProのキビキビ感がすばらしい


この、Toshiba Excite Pro 10.1 (約29521円)は、日本では発売されておりませんが、
日本国内製品の、『Regza Tablet AT703』 から、電磁誘導タブレットペン入力機構、GPS、付属のBluetoothキーボードとタブレットペンを省略し、ストレージを32GBから16GBへ減らし、 重量も671g→624gに軽くなったのが、Toshiba Excite Pro 10.1 と 思ってよさそうですので、 プロによるレビュー記事から、手書き機能以外のレビューを読んでいただければ。

PC Watch HotHot REVIEW 東芝「REGZA Tablet AT703」

スタパトロニクスmobile 手書き入力がイケてる REGZA Tablet AT703

誠ブロガーズレビュー REGZA Tablet AT703

日経トレンディネット 高級タブレットならこれがイチオシ「REGZA Tablet AT703」

ASCIIデジタル 新REGZA Tablet AT703の書き心地を体感せよ!

4Gamer.net 東芝 REGZA Tablet AT703


自炊利用に関しては、10.1インチ、2560x1600液晶パネル、大ファイルサイズでもキビキビ・サクサク読み進められるのは想像の通り。 液晶の色は青系だけど、iPad mini Retina のようなギラ付き、不快感は感じないです。個人の主観、好み ってことですが、


石井 力重さんの、自炊した本の読みやすさ 【iPad】 vs 【REGZA Tablet】 の記事では、

色味についての個人的な感覚としてはiPadの方が勝るようにも思えた。
しかし、である。
自炊した本を読みくらべて、気が付いた。
"レグザタブレットの方が、文字がきれい(クリア)に見える。"

と、iPad 4より、 REGZA Tabletのほうが文字がきれいで、

iPadでは「少しストレスを感じながらも、充分読める」という読書体験であった。
レグザタブレットでは「字がクリアで、紙の本を読む感じに近い」という読書体験になった。

と、比較写真付きで書かれておられます。
コミックではなく、文字を読み続ける小説では、 REGZA Tabletのほうが読書端末としては良いかも? ってことでしょうか。