2013年7月5日金曜日

Kobo aura HD 買った 其の11 文庫本との画面サイズ比較


以前はネット上で 『自炊(書籍スキャン電子化)』 関連の記事を頻繁に見かけましたけど、最近少なくなりましたね。 もし私が1年前から日本に住んでいたとしたら・・、裁断機 & ページフィードスキャナ & フラットベッドスキャナ ・・・etc と、自炊セットそこそこイイものを一式揃えて、裁断→解体→スキャン→自炊電子書籍大量生産っ! とやったのち、今頃は、
【裁断機もスキャナも箱に入れたままで数ヶ月使ってない・・、それより電子書籍を安く買うのが忙しくて・・・自炊の手間考えたら電子書籍をクーポンで買ったほうがラクだし。】
な人になってそう。 現在は電子書籍ストアが乱立して、タイトルも一気に充実したし、最初はネックアだった『安くない問題』もクーポン・ポイント利用で解決しましたしね。 やはり、紙本買う機会が減るのかも。

今週末は「おぼっちゃまくん文庫」の残り7冊スキャン自炊予定。。
(4年程前に知人の子供に頼まれてパリかデュッセルドルフの日本書籍店で買ってきたのだが、母親に受け取り拒否されたw 単行本24巻ほど場所とらないけど、それなりに保管場所要で困ってた)

さて本題。
今回は 日本の文庫本と Kobo aura HD の画面サイズ比較 ってことで記事を書いてみます。
まず、Kobo aura HDの画面の実サイズ 『液晶ディスプレイの表示部実寸法を調べる』 のサイトの計算機より、計算したのが↑です。 Kobo aura HDの実製品を測っても、ほぼ同じ。 以前、格子を表示させて調べましたがフレームと表示領域端は殆ど隙間がありません。

↑Kobo aura HDの画面上に、文庫本を、右下角を合わせて置くとこうなります。

↑Kobo aura HD画面のほうが、短辺は大きいので少し余り、長辺は13~14mm程度足らない・・という感じです。

↑画面と文庫の底辺高さを揃えると、こんな感じ。 文庫本とはサイズも縦横比も違うので、スキャン自炊でページ全体を表示させると、左右に余白ができます。

↑6インチの電子ペーパー端末との比較のために、6インチ Kindle用のスクリーン保護フィルムを用意しました。 文庫本の右上に合わせて置くと、、6インチ画面(表示領域)は、文庫本に比べて随分小さいですね。 文字サイズ変更でき1ページの文字量がユーザーの好みで変化する、リフロー型のテキスト小説読書なら問題ないけど・・コミックや単行本自炊では充分&快適とは言えない気がする6インチ。


↑先ほどのスクリーン保護フィルムを 6インチ Kindle5の画面に置きました。当たり前ですがピッタリサイズ。 Kindle Paperwhiteも、iRiver Story HDも、たぶん Kobo Gloもほぼ同じサイズのはず。 やはり、文庫本を6インチ領域に表示するのは・・小さいと感じる。 本体サイズは文庫本サイズなので、手持ち読書、携帯しやすもイイんですけどね。

↑6インチスクリーン保護フィルムを Kobo aura HDの画面に置いたところ、6インチ機とは、これだけ違う。 (余談ですけど、画面の白部の白さは、フロントライト機構・タッチパネル機構の無い、Kindle5のほうが白くてキレイに感じます。)


↑ Kobo aura HD 本体 (175.7 x 128.3 x 11.7mm , 240g) と、文庫本のサイズ比較
(電子書籍では入手不可な、↑こういう面白いカバー帯w)

で、まとめますと、
6インチ画面は小さくて読みにくいって人には、6.8インチの Kobo aura HD はイイ製品なんですよ。解像度も上がってますし。 スペック表見て「大きい・厚い・重い・・」と思ってた私も、実製品使いだしたら実に快適で。  希望を言えば、もう少し額縁が狭ければ・・ですが。
6.8インチ画面でも、まだ、文庫本よりは表示領域が小さく、実寸サイズ表示は出来ません。 でも、画面を大きくして、また重くなり、大きくなり・・では使いにくいですからね。

私が学生や20代のような若さだったら、最近の5インチフルHDスマホなんぞで「コミック読書も快適~♪」と言えるかもしれないけど、40過ぎオッサンには、小さい画面で小さい文字を読み続けるのはツライですって。


最後に、このニュース記事。

楽天が国内未発売の高精細「kobo」を展示、日本での発売には消極的
http://eetimes.jp/ee/articles/1307/04/news136.html
>>同端末を日本でも発売するかどうかは、現時点では不明だ。楽天の担当者は「米国のように電子書籍の市場規模が大きく、コンテンツもそろっている地域では、190米ドルの端末でも需要がある。しかし、日本は市場規模がまだ小さい上に、一般的に価格競争が非常に激しいので、電子書籍リーダー端末も他の国に比べて安い。そのような日本で、190米ドル前後という価格が受け入れられるかは分からない」と慎重な姿勢をみせている。

日本では、小説やコミックのルビ(振り仮名)のような小さな文字を読む必要があるし、それがアルファベットのような単純な文字でなく、画数多い小さな漢字の場合もありなんだからさ、、、欧米より需要ありそうな日本での発売に消極的な理由がわからんです。
高価だからですか? 日本人はイイモノなら高くても買いますって。

オリーブオイル世界第4位の輸入大国なのだから。

オリーブオイルの偽装がまん延している!? 「エキストラバージンの嘘と真実」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20130513/1049198/
>>日本は今、米国・イタリア・ブラジルに次ぐ世界第4位のオリーブオイル輸入大国


p.s.
日本での発売には消極的」ということで、発売されるとしても、かなり先になりそう?
aura HD 個人輸入に踏み切る人も居るでしょうか。
海外製品は日本の技適マークなしです。電波法違反に気をつけてください。
>>技術基準適合証明の技適マークの無い機器、または技適マークがあるが改造された機器の使用は、総務大臣の免許の無いまま無線局を開設したこととなり、第110条第1号により1年以下の懲役又は100万円以下の罰金刑に処される。